ヘアドネーションプロジェクト＜破牙神ライザー龍withリンクヘア＞

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ヘアドネーションプロジェクト＜破牙神ライザー龍withリンクヘア＞

こんにちは、リンクヘア角南です。

私たち、リンクヘアの元には毎日、ヘアードネーションを通して来店されるお客様や、ヘアードネーションのことについてご質問のお電話をいただける、ヘアードネーション賛同美容室として、ご支持をいただいております。

思い起こせば、ヘアードネーションの活動を初めて知り、ヘアードネーションのカット依頼を受けたのは、2015年5月でした。そこから丸々2年経った今では、たくさんのお客様に、ヘアードネーションを通してご来店いただくことができ、この活動の素晴らしさをひしひしと感じております。

そして、今回、ヘアードネーションプロジェクトにリンクヘアも参加させていただきました。宮城県を主な活動拠点としている、『破牙神ライザー龍』とのヘアードネーションプロジェクトの初ウィッグ提供への協力です。日ごろ、ヘアードネーションにご賛同いただいた皆様のご協力により完成した、ウィッグのカットをさせていただきました。

『破牙神ライザー龍』って、何？？

ご存じの方もいらっしゃると思いますが、念のために、今回のヘアードネーションプロジェクトについて協力依頼をいただいた『破牙神ライザー龍』についてご紹介します。

こちらが、『破牙神ライザー龍』のお写真です。格好良いですね。子供の頃、男の子なら誰でも一度は憧れたであろう、圧倒的なヒーローの存在感。しかし、こちらの『破牙神ライザー龍』ただのヒーローではなかったのです。

誕生のきっかけは被災地からの声

全ては被災地からの1本の電話で始まりました。震災当初の被災地では、家族の命、自分の命を守り、生活の立て直しに必死だった。大人たちは、子ども達に目を向ける余裕がありませんでした。しかし震災から1ヵ月が過ぎ、ある避難所で子ども達に目を向けたとき、子ども達から発せられた言葉が『ヒーローに会いたい！』でした。その子ども達の声を私達に届けてくれたのが、避難所からの1本の電話です。

『なんとかして子ども達に笑顔になってもらいたい』と思うその方の気持ちや、子ども達なりに我慢してきた中での声だと思うと、私達は動き出さずにはいられませんでした。最初は、お金を出し合ってTVヒーローを呼ぶ事も考えましたが、会いたがっている子ども達は他にもたくさんいるかもしれない．．．1回や2回は募金で出来ても、継続となると不可能です。

どうしたら良いのか悩みましたが、私達の出した答えはシンプルでした。『子ども達が“会いたい”と願うとき、いつでも会えるヒーローを作ろう』自分たちが自由に動かせるヒーローを生み出して、被災地や避難所の子ども達に会いに行くことに決めました。破牙神ライザー龍誕生の瞬間です。

2011年10月より、私達は、子ども達の“笑顔”を取り戻し“勇気”を届ける事を目的に「幼稚園」や「保育園」「被災地域」に、無償でキャラクターショーをお届けしています。

「破牙神ライザー龍スーパーライブ2016BOOKLETより抜粋」

『破牙神ライザー龍』がなぜ、ヘアードネーション？？

被災地の想いから生まれた「破牙神ライザー龍」ですが、ヘアードネーションの取り組みを知ったのは、仲間の一人の病気がきっかけでした。

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被災三県の子どもたちの笑顔から、髪の毛を失った全国の子供たちの笑顔へ

東日本大震災以降、オリジナルキャラクター破牙神ライザー龍と共に、被災三県の幼稚園、保育園で年間200を超す無償公演を続けている私たちが、「ヘアードネーション」と言う言葉を知ったのは、リュウプロジェクトの立ち上げメンバーの一人が、昨年7月に開催したスーパーライブ以降、癌を発病し、治療のため、入退院を繰り返していることがきっかけでした。本人は現在、手術を目指し、複数個所に転移している癌細胞を抗がん剤等の化学療法で、癌と戦っているのですが、その彼が、入院中に同じように抗がん剤で髪の毛を失った子供たちに接し、「病気で髪の毛を失った子どもたちに我々が出来ることはないだろうか．．．」この言葉プロジェクトのスタートでした。「破牙神ライザー龍スーパーライブ2016BOOKLETより抜粋」

こうして、ヘアードネーションプロジェクトが立ち上がりました。今回こちらのプロジェクトのご依頼をいただいたのは、リンクヘアで更新しているヘアードネーションのブログや、フェイスブックを見てくれた関係者が、連絡をくれ、ヘアードネーションプロジェクトへの参加となりました。これもひとえに、ヘアードネーションを通して支えてくれた皆さまのおかげで、このような素晴らしいプロジェクトに参加することが出来ました。本当に感謝しております。